投資は「始める」より「続ける」のほうがむずかしい——始めてみて、そう感じています。
株価が上がれば「今のうちに売ったほうが?」と気になり、下がれば「このまま減り続けたら……」と怖くなる。せっかく始めたのに、値動きに心を揺さぶられて疲れてしまう。そんな人に向けて、私の続け方をお話しします。
先に結論を言うと、私がやっているのは「何もしない」を仕組みにすることです。地味ですが、これが一番むずかしくて、一番効くと感じています。
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⚠️ この記事は私の体験談です。投資には元本割れのリスクがあります。特定の金融商品や投資手法をすすめるものではなく、その成果を保証するものでもありません。最終的な判断は、ご自身の責任でお願いします。
私の投資は「何もしない」

私の投資のやり方は、シンプルです。毎月定額の自動積立。最初に設定したら、あとは毎月、自動で同じ金額が積み立てられていきます。
やることは、最初の設定だけ。「今月は買おうかな、やめようかな」と考えることすらありません。考えなくていいように、仕組みにしてあります。
続けるための工夫は?と聞かれたら、「何もしない、淡々と」——あえて言うなら、それだけです。
何もしないのが仕事。設定した自分を信じて、あとは放置
かっこよく聞こえるかもしれませんが、実際は逆です。何もしないことが、一番むずかしい。だからこそ、意志の力に頼らず、自動積立という「仕組み」に任せるのがポイントだと思っています。
ちなみに、毎月「同じ金額」で買い続けるやり方には、よく知られた性質があります。価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことに自動的になる、というものです(ドルコスト平均法と呼ばれています)。値下がりしている時期の積立は気持ちのいいものではありませんが、「安く多く買えている月」とも言えるわけです。この見方を知っているだけでも、下がった月の受け止め方が少し変わると思います。
見すぎないほうがいい理由

正直に告白すると、最近は株価が高めなこともあって、私も週1回くらいは口座をのぞいてしまいます。人間なので、気になるものは気になります(笑)
ただ、本来は見すぎないほうがいいと言われています。値動きを頻繁にチェックするほど、上がっても下がっても不安になって、慌てて売ってしまう人が多い——そんな話をよく見かけます。高いと「今のうちに利益を確定したい」、安いと「これ以上減る前に逃げたい」。どちらの心の動きも、長く積み立てるうえでは邪魔になります。
だから私は、「見ない」を意識するようにしています(最近は株高につられて、負け気味ですが😅)。こまめに見る家計簿とは、真逆の付き合い方です。家計簿は見るほど整い、投資は見ないほど続く——ざっくり言うと、私の中では、そういう役割分担になっています。
「見ない」ための工夫は、人それぞれでいいと思います。証券アプリの通知を切る、アプリをホーム画面の奥にしまう、「見るのは月1回」と日を決める——どれも効果がありそうです。大事なのは、見る・見ないを気分に任せず、自分なりのルールにしておくことだと思います。
値下がりしたとき、どうしたか

値下がりした時期は、私にもありました。そのときどうしたか。
正直、焦りました。数字が減っていくのを見るのは、気持ちのいいものではありません。
せっかく積み立てたのに、減ってる……正直、焦った
それでも私は、売らずに、毎月淡々と積み立てを続けました。支えになったのは、株式市場が長い目で見れば右肩上がりで成長してきたという、過去の実績です。「下がっている今も、いつもと同じ金額で淡々と買う」——それだけを続けました。
もうひとつ大きかったのは、余剰資金でやっていたことです。当面の生活に必要なお金には手をつけず、なくなっても生活が壊れない範囲のお金で投資していたから、「画面を見ない」「放置する」と決めることができました。生活費まで投じていたら、きっと冷静ではいられなかったと思います。
生活防衛資金はいくら必要?|投資を始める前に
ざわざわは、金額が多いサイン
株価が高すぎても、下がってきても、心がざわざわして落ち着かないなら、それは投資額が自分に合っていないサインかもしれません。
前提として、商品は自分で吟味して選ぶこと。手数料が低いかどうかなどを、自分の目で確認して納得したものに投資する。ここは省略できません。
そのうえで、覚えておきたいのは——株は、落ちるときは落ちます。たとえばリーマン・ショックの前後では、アメリカの代表的な株価指数が、高値から半分以下にまで下がりました。ちなみにその指数は、数年かけて回復し、その後は当時の高値を大きく上回っています。「落ちたこと」と「戻って伸びたこと」、その両方が過去の実績です。「そんなことは起きない」ではなく、「起きても、過去の実績を信じて続けられる」と自分が腹落ちできる金額にしておくことが、続けるための土台だと思います。
そして、毎月の積立には便利な性質があります。金額を、いつでも変えられることです。ざわざわするなら減らせばいい。余裕が出てきたら増やせばいい。「一度決めたら変えられない」ものではないので、今の自分が心穏やかでいられる金額に、都度合わせていけます☺️
私の場合はこのやり方で続いていますが、最後は自分で納得して決めるものだと思っています
まとめ
改めて、この記事で伝えたかったことです。
- 続けるコツは「何もしない」を仕組みにすること(毎月定額の自動積立=考えなくていい状態を作る)
- 値動きは見すぎない。見るほど、慌てて売りたくなってしまう
- 値下がりで焦っても、余剰資金と過去の実績への納得があれば淡々と続けられる
- 心がざわざわするなら投資額が多いかも。積立の金額はいつでも変えられる
※投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断は、ご自身の責任でお願いします。
投資の主役は、商品選びでも売買のタイミングでもなく、「続けられる自分の状態」を作ることかもしれません。私はこれからも、「何もしない」を淡々と続けます🐱


