年収を上げる選択肢|がんばる前に環境を変える

当ページのリンクには広告が含まれています。
年収を上げる選択肢|がんばる前に環境を変える

前回は、平均年収と比べて落ち込まずに「自分の現在地を知る」話をしました。では、現在地が分かったら、次はどうするか。「どうやって、ここから上げていくか」です🤔

ただ、先に正直なことを言います。ひたすらがんばるだけでは、上がらないこともある。その理由は、あなたの能力や努力不足ではなく、”環境”かもしれません。

年収の変化には、会社・職種・運やタイミングも関わるので、「こうすれば上がる」と約束できる話ではありません。あくまで、私の体験と考えとして読んでもらえたら嬉しいです🍀

がんばっても上がらない

給与明細を見て、年収や働き方を考える女性

非正規社員だった頃の私は、契約が基本的に3年や5年で終わる立場でした。どれだけ目の前の仕事をがんばっても、その先が続かない。

非正規という立場は、どれだけ成果を出しても、昇給の幅が小さかったり、賞与や退職金がなかったりすることが少なくありません。さらに、契約期間が決まっているので、「来年もここにいられるか」という不安が、いつも背中にありました。

「がんばったところで、どうせ契約は終わる」。そんなあきらめが、いつも心のどこかにありました。

なたりー
なたりー

頑張っても、どうせ契約終了。そう思ってた頃がありました

でも今振り返ると、これは私の努力不足ではなく、“そういう構造の環境”にいたからでした。

環境で、こんなに変わる

非正規から正社員になったとき、私の年収は100万円以上変わりました。さらに、退職金(企業型DC)もつくようになりました。

もちろん、正社員としての責任はあります。でも、私はマネジメント職になったわけではなく、仕事の中身は、体感ではそんなに大きく変わっていません

なのに、この差。正直、ショックでした。能力でも資格でもなく、”立場・環境”で値段が決まっている——そのことを、身をもって知りました💧

退職金(企業型DC)も、最初はピンときませんでした。でも、毎月コツコツ積み立てられて、将来に向けたお金が”自動で”用意されていく。これは、非正規の頃には無かった仕組みです。目の前の月給だけでなく、こうした”見えにくい部分”まで含めると、差はもっと大きくなります。

そして、変わったのはお金だけではありませんでした。

「来年も働けるだろうか」という契約更新のたびの不安が消えて、はじめて、数年先の生活を落ち着いて考えられるようになりました。借金の完済計画をきちんと立てられたのも、この”土台の安心”があったからこそです。収入の数字以上に、この安心感の変化が、私にとっては大きいものでした。

実際、公的なデータでも差は大きく、正社員の平均年収530万円に対して、正社員以外(非正規)は202万円(国税庁・令和5年)。その差は300万円以上です。

なぜ立場でここまで変わるのか、その仕組みは前回までの記事にくわしく書いています。

働き方関連記事同じ仕事なのに、なぜ年収が違うのか

そして、正社員になってからも年収は少しずつ上がって、気づけば非正規時代の3倍以上に。

すべての出発点は、”環境”を変えたことでした。

参考情報国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2023.htm

収入を上げる3つの選択肢

では、収入を上げる選択肢には何があるか。大きく3つだと思います。

  1. 今の会社で、昇給・正社員登用を狙う(私はこれでした)
  2. 転職して、環境そのものを変える
  3. 副業やスキルで、収入を補う

①は、いちばんリスクが小さい代わりに、会社次第で天井があります。
②は、環境ごと変えられる代わりに、エネルギーが要ります。
③は、本業を変えずに足せる代わりに、時間がかかります。

どれが正解ということはなく、自分の状況に合うものを選べば大丈夫です。私の実感では、まずは①②=”本業の環境”を見直すのが、いちばん効きました。

「転職」という手段

①の登用は、会社にその制度と、人を引き上げる余裕がないと難しい面があります。

もし、今の会社で評価されない、あるいはストレスでメンタル的に厳しい——そう感じるなら、②転職して環境を変えるという手段があります。

私自身は社内の登用だったので、転職サービスを使って正社員になったわけではありません。それでも、今の場所で報われないなら、転職は有力な選択肢だと思います。転職エージェントは、無料で使える入口のひとつです(料金は採用する企業側が払います)。

ひとつ、お伝えしたいことがあります。「転職活動をする」ことと「転職する」ことは、イコールではありません。求人を見たり、エージェントに相談したりするだけでも、”自分が今どう評価される立場なのか”という市場価値が見えてきます。その結果、転職してもいいし、「やっぱり今の会社で続けよう」と決めてもいい。動いてみて初めて分かることがあると思います✨️

ただし、正直に言います。「転職したら、いいことばかり」とは言えません。

転職先も会社や部署によりますし、運やタイミングもあります。むしろ、転職活動をしてみて「今の会社のほうがよかった」と気づくこともあります。

なたりー
なたりー

動かなければ、ずっとそのまま。選択肢を知るだけでも違う

それでも——動かなければ、ずっと今のままです。最後に決めるのは自分自身。でも、“選択肢がある”と知っておくこと自体が、大きいと私は思います。

転職を考えるなら、無料で使える転職サイトをのぞいてみるのも一歩です。たとえば、こういったサービスがあります。

リクナビNEXT(無料の会員登録で求人検索・スカウト機能が使えます)

まず、できる小さな一歩

求人を眺めて前向きに考える女性

「転職」と聞くと、大ごとに感じるかもしれません。でも、いきなり辞める必要はありません。

まずは、転職サイトに登録して求人を眺めてみる。気になる会社を1つブックマークしてみる。それくらいの小さな一歩で十分です。情報を見るだけなら、リスクはほとんどありません。

私自身、「自分にはどうせ無理」と思い込んでいた時期が長くありました。でも、一歩動いてみると、見える世界が少しずつ変わっていきました😊

「今の自分が、よそではどう見られるのか」を知るだけでも、今いる場所を冷静に見つめ直すきっかけになります。比べる相手が”過去の自分”や”今の職場”だけだと、視野はどうしても狭くなりがちです。

働き方関連記事平均年収との比べ方|落ち込まずに現在地を知る

資格・スキルは”副次”

ちなみに私は、FP2級と日商簿記2級を持っています。お金の知識や自己投資としては、おすすめです。家計管理にも投資にも役立っています。

ただ、正直に言うと、私の年収が上がった主な理由は、資格ではなく”環境を変えたこと”でした。資格は支えにはなりますが、主役ではない、というのが私の実感です。

「資格さえあれば年収が上がる」と期待しすぎると、肝心の”環境”を見直すタイミングを逃してしまうこともあります。順番としては、まず環境、そのうえで自己投資、くらいがちょうどいいと感じています。

働き方関連記事転職サイトとエージェントの違い|自分に合う使い分け

まとめ

今日いちばん伝えたかったのは、この3つです。

  • がんばっても上がらないのは、能力じゃなく”環境”が要因のこともある
  • 選択肢は ①昇給・登用 ②転職 ③副業(※副業は時間がかかる)
  • 評価されない・つらいなら、転職で環境を変える手段もある(絶対ではないけれど、選択肢を知る)

現在地は、変えられます。がんばる方向を、少しだけ”環境”に向けてみる。それだけで、見える景色が変わることもあります。焦らなくて大丈夫。まずは”知ること”から、ゆっくり始めてみてください🐱

同じカテゴリの記事