給料が上がらないと感じたら|まず確認したい3つのこと

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給料が上がらないと感じたら|まず確認したい3つのこと

「今年も上がらなかった」「上がったけれど、これだけ……?」——どちらも、気持ちが沈みます。

私は非正規時代と正社員時代、その両方の昇給を経験しました。振り返ると、納得できるかどうかを決めていたのは、金額だけではありませんでした。給料が上がらないと感じたときに確認したいことを、3つに整理しました。

昇給の基準は見えるか

書類を手にしている人

非正規で働いていた頃も、年に1回の昇給はありました。ただし、わずかな金額です。

上がること自体はありがたかったです。でも、そもそもの給与が低かったので、生活が変わるほどではありませんでした。しかも、そこから税金などが引かれるので、手取りで見ると増え方はさらに小さくなります。

当時いちばんモヤモヤしていたのも、この昇給の低さだったと思います。

そして、私は自分の昇給の基準を分かっていませんでした。正社員とは違うということは漠然と分かっていましたが、では非正規社員の昇給が何をもとに決まっているのか。そこは、知らないままでした。

ただ、これはあくまで私のケースです。非正規でも、昇給の基準がきちんと示されている職場はあります

正直に言うと、当時は「契約が終われば、ずっとはいられない」という前提があったこともあって、就業規則をきちんと見ていませんでした。見ておけばよかった——これは、私の小さな後悔のひとつです。

なたりー
なたりー

何を基準に決まっているのか、知ろうとしなかった

正社員になってからは、ここが大きく変わりました。この会社で頑張っていこう!と心から思えたので、就業規則や評価に関する資料に何度も目を通しました。

振り返ると、非正規時代と正社員時代で違ったのは、金額だけではありませんでした。基準が示されていたかどうか、そして自分がそれを知ろうとしたかどうか。決まり方が分かっていれば、金額が人によって異なっても腹落ちする——両方を経験して、そう感じています。

だから、給料が上がらないと感じたときにまず確認したいのは、金額そのものより「その金額がどう決まったのか、自分に分かる形で示されているか」です。基準が分からないままだと、納得するのは難しいと思います。

ちなみに、基準を知る手がかりはいくつかあります。就業規則や給与規程がある職場では、働く人がいつでも見られる状態にしておくことが義務づけられています。求人情報にも昇給の有無や頻度が書かれていることが多いので、同じ業界でどう扱われているかを眺めてみるのもひとつの方法だと思います。

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評価は思い通りにならない

考えている人

基準が示されていても、結果に納得できないことはあります。

「私はこんなに成果を上げたのに、なんでこんな評価なんだ」——そういう声を聞くこともあります。気持ちは分かります。

ただ、評価をする上司も、会社のルールに従って動いています。絶対評価と相対評価を組み合わせて判断している会社が多く、自分より成果を上げた人がいれば、その分だけ相対的に下がることもあります。

つまり、評価を100%自分の思い通りにすることは、そもそも不可能だと思っています。

これは、あきらめとは少し違います。思い通りにならない前提に立てると、結果の受け止め方が変わるからです。

モヤっとしたとしても、振り返って次に活かせます。何が足りなかったのか、次はどこに力を入れるのか——対策を打てる。そう考えられるようになってから、どんな結果であっても前向きに捉えられるようになりました。

なたりー
なたりー

思い通りにはならない。でも、次に打つ手はある

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ベースアップする会社か

仕事デスク

昇給には、実は2種類あります。ひとつは定期昇給。毎年、評価などに応じて自分の給与が上がるものです。もうひとつがベースアップで、こちらは会社全体で給与の水準そのものを引き上げるものです。

この違いは、物価が上がる時代だと大きな意味を持ちます。定期昇給しかない場合、物価の上がり方によっては、給与が増えても買えるものが減っていくからです。土台が据え置かれたまま、その上で少しずつ積み上げている状態、と言えるかもしれません。

インフレが加速してからは、私の会社もベースアップを頑張ってくれています。これは、ありがたいことだと思っています。

そして気づいたのは、従業員にお金を出そうとしている会社にいるかどうかで、だいぶ違うということです。土台が違う、という感覚に近いかもしれません。

そして、ベースアップは「あるかないか」だけの話でもありません。その金額も大事です。同じベースアップでも、月1,000円と月10,000円では、年間にすると1万2千円と12万円。ここまで差がつきます。しかも、上がった金額が翌年以降の土台になるので、この差は年々開いていきます。

同じように評価されて、同じように基準が示されていても、その土台が上がっていく会社と、そうでない会社があります。ここは、個人の頑張りではどうにもならない部分です。

頑張る場所は大事だな——改めて、そう思いました。

環境で変わるのは、お金だけではありません。働き方そのものも同じです。

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もし「この場所では、土台そのものが上がっていかないな」と感じているなら、環境を変えるという選択肢もあります。自分のペースで、どんな場所があるのか眺めてみたい人は、転職サイトから。

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ひとりで考えるより、相談しながら整理したい人には、転職エージェントという入口もあります。

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まとめ

給料が上がらないと感じたときに、私が大事だと思うのはこの3つです。

  • 昇給の基準が、自分に分かる形で示されているか。金額そのものより、決まり方が見えるかどうかで納得感が変わる
  • 評価は100%思い通りにはならない。絶対評価と相対評価がある前提に立てば、結果を「次への材料」に変えられる
  • ベースアップする会社かどうか。従業員にお金を出そうとしている会社かどうかで、土台が違う

昇給が少ない、あるいは上がらないことにモヤモヤするのは、当然のことだと思います。ただ、その原因が自分の頑張りだけにあるとは限りません。基準・評価の仕組み・会社の土台——自分の外側にある要素を眺めてみると、次に何をするかが見えてくるかもしれません🐱

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