転職するなら、年収は上げたい。でも、年収が上がる求人ばかりではない。年収が変わらないなら、転職する意味はあるのだろうか。
そう迷っている人は、少なくないと思います。
私は一度、非正規から非正規へ転職しています。そのとき、年収はほぼ変わりませんでした。それでも振り返ると、この転職が、のちの正社員登用につながるきっかけでした。
挑戦したくて転職した

1社目で非正規として働いていた頃、私は新しい業務に挑戦したいと思っていました。
でも、その職場は、新しい仕事を教えてもらえる環境ではありませんでした。やり方を変えたくない、仕事を手放したくない。そういう空気があり、会社もそれを容認する風土でした。
挑戦したい仕事があるのに、教えてもらえない
それなら、転職するしかないかな。そう考えるようになりました。
探し方は、転職サイトでした。求人を探して応募し、面接も複数社受けました。そのなかで採用の連絡をもらったのが、のちに正社員登用される会社です。
年収はほぼ同じだった

転職先の年収は、転職前の会社とほぼ同じでした。
転職前は年俸制で、ボーナスはありませんでした。転職先は賞与ありの契約で、夏と冬にそれぞれ1ヶ月分。形は変わりましたが、トータルでは微増で、ほとんど変わっていません。
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転職の決め手となったのは、新しい業務に挑戦できることもそうですが、勤務時間です。転職先では、勤務時間が30分短くなりました。
時給に換算した差は、大きな金額ではありません。それでも、私は転職先がいいと思いました。当時はテレワーク制度がなかったこともあり、30分早く退社できることは、私のメリットとして大きかったです。
年収は同じ。でも、働く時間は30分短い
ちなみに、転職する際、正社員登用の制度があることは教えてもらっていました。ただ、全員がなれるわけではないことも説明を受けていたので、当時は自分が該当するとは思っていませんでした。
次につながる転職だった

結果的に、私は転職先で正社員登用され、その後も年収は上がっていきました。
振り返って思うのは、転職していなければ、正社員登用も年収アップもなかったということです。
転職した時点では、年収はほとんど上がっていません。数字だけを見れば、転職した意味があったのか分かりにくいかもしれません。それに、転職すれば必ず今よりも状況が良くなるかと言われると、入社してみないと分からない、というのが正直なところです。会社の風土もそうですが、配属される部署によっても雰囲気はさまざまです。
でも、結果論になってしまいますが、私の場合は転職という行動を起こさなければ、ここまでの年収アップは実現できなかったと思います。
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転職で何を重視するか

では、転職で年収は気にしなくていいのかというと、そうは思いません。
基本的には、転職するときは、年収アップを条件に入れるのがいいと思っています。
ただ、転職で変わるのは、年収だけではありません。年収だけでははかれないメリットもあります。たとえば、こういう条件です。
- 勤務時間が短い
- 週2日はテレワークができる
- 自宅から近く、通勤時間が短い
私の場合は、勤務時間でした。
年収だけでははかれない、と書きましたが、時間なら数字で換算してみることもできます。
たとえば、1日の勤務時間が30分短く、年間の勤務日数が240日だとすると、1年で120時間です。1日8時間の勤務に直すと、15日分にあたります。時給にすると小さな差でも、1年分を積み上げると、まとまった時間になります。
30分でも、1年で120時間
こうした条件は、求人票の勤務時間・勤務地・休日などの欄で確かめられます。テレワークの有無や頻度は、求人票だけでは分からないこともあるので、気になるなら、働いている人の口コミが載っているサイトを確認したり、詳しく情報収集してみるのもひとつです。
そして、気をつけたいのは、年収が下がる場合です。年収が同じなら、ほかの条件で選ぶ余地があります。でも下がるなら、その収入で生活が回るかどうかを先に確かめておきたいところです。
年収を最優先にする人もいれば、時間や働きやすさを大事にしたい人もいます。どれが正解というものではなく、大事なのは、自分が何を重視するかだと思います。
転職したい理由は、人それぞれ。年収アップとは限らない
転職を考え始めたら、まずは求人を見ながら、自分が何を重視したいのかを確かめてみるのもひとつです。
ひとりで動き出すのが不安なら、相談しながら進められる転職エージェントという入口もあります。
type転職エージェントまとめ
最後に、大事なところだけ整理します。
- 新しい業務に挑戦したくて、非正規から非正規へ転職した
- 転職先の年収はほぼ同じ。でも、勤務時間は30分短くなった
- その会社で正社員登用され、年収も上がっていった
- 転職では、年収アップを条件に入れるのが基本
- ただ、年収だけでははかれないメリットもある。何を重視するかは人それぞれ
- 時間は数字にできる。1日30分の勤務時間短縮でも、年240日なら120時間
- 年収が下がる場合は、生活が回るかを先に確かめる
年収が上がらない転職にも、意味があることはあります。
働く時間は長いからこそ、ここで働けて嬉しい!と思える会社と巡り会えますように🐱



