借金返済中の節約|見直すべき順番とコツ

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借金返済中の節約|見直すべき順番とコツ

借金の返済中、生活費をどう削るか。節約の記事を読むと、たいてい「まずは固定費から」と書いてあります。

それ自体は、正攻法だと思います。固定費は一度見直せば、あとは自動で効き続けるからです。でも、当時の私はこうでした。

  • 通信費 → すでに格安SIMにしていた
  • 保険 → そもそも入っていなかった
  • 家賃 → 見直せる唯一の固定費。でも引越し資金すらなかった

つまり、固定費に、削る余地がほとんどなかった。同じ状況の人、意外と多いのではないでしょうか。

この記事では、固定費が削れなかった私が、どうやって返済中の生活費と向き合ったか——変動費の整え方と、心の持ち方の話をします。

節約は固定費から、だけど

誤解のないように言うと、「節約は固定費から」は正しいと思います。一度見直せば、我慢しなくても効果がずっと続くからです。

定番の見直しポイントを挙げると、こんなところです。

  • 通信費(大手キャリア → 格安SIM・格安プラン)
  • 保険(本当に必要な保障だけに絞る)
  • サブスク(使っていないものを解約)
  • 電気・ガス(プランや会社の見直し)

ここに余地がある人は、まずここからやるのが一番です。ただ、私のようにすでに終えている(あるいは最初から無い)場合、次の一手は2つしかありません。家賃を下げるか、変動費を整えるかです。

なたりー
なたりー

通信費もすでに格安、保険もなし……固定費、削るところがない

私は後者を選びました。その理由から話します。

家賃を削らなかった理由

家計簿と給与明細を見ながら生活費を整える女性

唯一残った固定費は、家賃でした。でも私は、あえて手をつけませんでした。

理由は2つ。ひとつは、そもそも引越しにかかるお金(敷金・礼金・引越し代)を用意できなかったこと。もうひとつは、当時の住まいが通勤に便利な場所で、安いところへ移ると職場から遠くなる可能性が高かったことです。

通勤時間が延びれば、体力も時間も削られます。返済のために働き続ける生活で、そこを犠牲にするのは、トータルで見て得策ではない——そう判断しました。

「固定費を削るべき」というセオリーに縛られて、無理な引越しをしていたら、続かなかったと思います。固定費でも、「動かさない」という判断があっていい。これは伝えたいところです。

もし引越しを検討するなら、数字で冷静に判断するのがおすすめです。通勤時間や体力の消耗も含めて、「トータルで得か」を一度計算してみると、判断を間違えにくくなります。

変動費のムラが借金の原因

では、何に焦点を絞ったか。変動費です。

正直に言うと、私はもともと変動費の使い方にムラがあるタイプでした。使わない月は使わないのに、使う月はドンと使う。そのムラこそが、借金を作った原因のひとつでした。

なたりー
なたりー

使う月の金額が多すぎた…

以前の記事に書いたとおり、家計簿をやめて支出が見えなくなり、「大した金額じゃない」の積み重ねが、気づけば払えない額になっていました💦家電の故障やお祝いごとのような急な出費が重なった月は、なおさらでした。

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だから、私の節約の本丸は「何かを我慢して切り詰める」ことよりも、ムラをなくして、毎月ほぼ同じ額で暮らせるようにすることでした。

変動費の整え方

実行したことは、シンプルです。

まず、家計簿(スプレッドシート)を再開して、支出を見える化しました。ムラは、見えていないから起きます。見えるようにするだけで、「今月はちょっと使いすぎているな」と月の途中で気づけるようになります。

家計簿は、「つける」ことより「見返す」ことに意味があると思っています。月の途中で一度、残りの予算をざっと確認するだけで、後半のお金の使い方が変わります。つけっぱなしで見返さない家計簿は、もったいないです😢

ちなみに、私はスプレッドシート(手入力)派ですが、手入力が続かない人には、銀行口座やカードと連携して、自動で支出を見える化してくれる家計簿アプリもあります。見える化の手段は、続けられるものなら何でもOKです。

マネーフォワード ME

見える化すると、自分のムラの”癖”も見えてきます。私の癖は、大きな買い物ではありません。食費や日用品、ちょっとした外食のような、「大した金額じゃない」と見過ごしていた日々の支出の積み重ねでした。だから、買う前に「これは本当に必要か」と一度立ち止まる——これだけでも、月ごとのブレはかなり抑えられました。

なたりー
なたりー

向き合うことが大事✨️

そのうえで、日々の支出そのものを見直していきました。

当時はまだ非正規で、収入は多くありませんでした。返済を決意してから、まずはこうした変動費を見直し、そのさなかに正社員のお話があり、収入が増えることになります。そして、生活レベルはそのまま維持。収入が増えても生活費の水準は変えず、増えた分はすべて返済へ——これは完済まで守り続けたルールです。

もうひとつ、返済中は「浮いたお金の行き先」を先に決めておくのがおすすめです。私の場合は、迷わず返済へ。「借金返済が最優先」が合い言葉でした。行き先を決めていないと、せっかく浮いたお金は、いつの間にか消えていきます。

ただし、削りすぎには注意です。食費を極端に削るような節約は、体調や気持ちに響いて、長続きしません。返済は長期戦。続けられる強度で整えるのが、結局いちばんの早道でした。

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まわりと比べない

まわりと比べて考え込む女性

ここからは、節約のテクニックより大事だったかもしれない、心の話です。

返済中、私が一番意識したのは、まわりと比べないことでした。

SNSは、きらびやかな生活の切り取りが多いので、基本的に見ませんでした。「見ない」と決めるのも、立派な節約だったと思います。物欲は、見た分だけ育つからです。SNSや広告から距離を置くと、欲しいものが自然と減っていく——お金を守る”環境づくり”も、節約のうちです。

それでも、友人の旅行の話や、趣味にお金を使っている話を聞くと、自分と比べて心が暗くなる日もありました。

なたりー
なたりー

友人の旅行の話に、心がざわっとした日もありました

そんなとき、私はこう考えるようにしていました。

この借金は、私が自分で作ったもの。借金をしていない友人が、友人自身のお金を自由に使うのは当たり前のこと。その2つを同じ土俵にあげて比べること自体が、そもそも違う

そして、金額的に、返すことは可能。だったら、やることはひとつ。自分で作った借金は、自分が責任をもって返す——それだけに集中する。

なたりー
なたりー

私の借金は、私が返す。比べるより、そこに集中しました

比べる相手は、友人でもSNSの誰かでもなく、先月の自分。返済の残高が減っていれば、それでちゃんと前進です。この切り分けができてから、返済中の気持ちは、ずいぶん穏やかになりました。

がまんの数を数えると苦しくなるけれど、減っていく借金を実感できると、少しずつ前向きになれる。返済中は、見る数字を選ぶことも大事だと思います。

まとめ

最後に、大事なところを振り返ります。

  • 「節約は固定費から」は正攻法。でも、削る余地がない人もいる(私でした)
  • 固定費でも、「動かさない」という判断があっていい(無理な引越しは逆効果になり得る)
  • 私の本丸は変動費のムラ退治:見える化+費目ごとの見直しで、毎月ほぼ同じ額で暮らす
  • そして、まわりと比べない。比べるなら、先月の自分と

ちなみに、当時返済に回していたお金が、今は貯金と積立投資に向かっています。たまに家計管理が面倒になることもありますが、この借金返済の経験から、家計管理からは目をそらさないと決めています!返済中の経験は、返済が終わったあとも、ちゃんと財産になります。

節約は、我慢比べではなく、自分の暮らしに合わせた「整え方」の問題だと思っています。固定費が削れなくても、工夫はできます。返済中のあなたの参考に、少しでもなればうれしいです🐱

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