返済に集中しているあいだは、手元にお金がほとんど残りません。この状態を続けていて大丈夫なのかな——と、不安になることはないでしょうか。
私も、同じことを考えていました。100万円の借金を返していた頃の話です。
返済を優先するのか、それとも少しは貯めておくのか。当時、自分なりに考えて決めたことがあります🐱
手元をゼロにはしなかった

結論から書くと、私は返済を最優先にしました。これは、なんとなくそうなったのではなく、意識して決めたことです。
手元に残していたのは、本当に最低限でした。たしか数万円くらいだったと思います。それ以外は、返済に回していました。
結果として、そのお金に手をつけずに借金を完済できました。でも、返済しているあいだは不安がありました。
体調を崩して給料が減ったらどうしよう。そうなったら、予定していた返済に間に合わない。大丈夫かな——。そんなことを、頭のどこかで考えていました。
だから、これは人におすすめできるやり方ではありません。
今の私が同じ立場なら、給与1ヶ月分くらいは手元に置いておくと思います。それだけあれば、急な出費が来てもすぐに借りずに済みますし、何より、もしものときの安心材料になります。
返済が先。そこだけは決めてた
生活防衛資金や先取り貯金といった仕組みに手をつけ始めたのは、完済したあとでした。返済中は、そこまで手が回っていませんでした💦
先取り貯金|「使っていいお金」を先に作る仕組み
貯金ゼロで何が起きたか

私が借金を作った原因は、「大した金額じゃない」という支出の積み重ねでした。食費や日用品、ちょっとした外食。それが気づけば、払えない額になっていました。
そして、ある月のカード請求額を知ったとき、私には、払える金額がない(貯金が足りない)という現実にぶち当たりました。
だから、目の前に出てきた「リボ払いに変更」を選びました。いや、選ばざるを得なかった…
手元にお金がなかったことが、逃げ道をなくしていたのだと思います。
リボ払いは何が危険?借金して分かった落とし穴
手元をゼロにしてしまうと、急な出費が来たときに、また借りるしかなくなります。返しているのに減らない、という状態になりかねません💦
私の場合、運がよかっただけ。少しでも安心材料はもっておいた方が⭕️
高い金利から先に返す
お金の優先順位を考えるとき、金利は外せません。
リボ払いの手数料は、年率15〜18%前後が多いといわれています。一方で、普通預金に置いておいても、増える額はごくわずかです。
つまり、同じ1万円でも、預けて増える額より、返して浮く手数料のほうがずっと大きいということです。これが「高金利の借金は返済を優先」といわれる理由です。
あとから計算して分かったことですが、残高100万円・年率15%を月2万円ずつ返していくと、完済まで約6年7ヶ月、手数料だけで約58万円という数字になります。当時の私は、この手数料をずいぶん軽く見積もっていました💦
借金100万円を9ヶ月で完済|月2万返済から月10万返済へ
ここで書いているのは、リボ払いやカードローンのような金利の高い借金の話です。奨学金や住宅ローンのように条件がまったく違うものもあるので、ご自身の借金がどれにあたるかは、金利を確認してみてください。
返済に回せるお金はいくらか

ここまで優先順位の話を書いてきましたが、返済中の私が本当にぶつかっていたのは、別のことでした。
固定費を見直しても、食費や外食を削っても、返済に回せるのは月2〜3万円が限界でした。この金額では、返済も貯金も、時間がかかりすぎてしまいます。
返済に回せるお金が少ない、これが当時の私の悩みでした。
借金返済中の節約|見直すべき順番とコツ
収入を上げるという選択肢

私の返済額が月2万円から月10万円以上に変わったのは、節約をがんばったからではありません。非正規から正社員になって、収入が増えたからです。ちょうどこの時期、会社から特別に臨時収入もあり、それも返済に充てました。
支出を削るのには、どうしても限界があります。でも、収入が増えれば、削らなくても返済に回せるお金は増えます。
削ることばかり考えていたときが、いちばん苦しかった
もちろん、すぐに収入が上がるわけではありません。
それでも、返済しながらでも、外にどんな仕事があるかを見ておくことはできます。気になる会社があれば、転職も視野に入れた方がよいと思います。
私も当時、転職サイトに登録して求人を眺めていました。結局応募はしませんでしたが、それでも、自分にどんな選択肢があるかを知っておくだけで、気持ちが少し違いました。
まとめ
改めて、この記事で伝えたかったことです。
- 返済を最優先にしても、手元には給与1ヶ月分くらい置いておくと少し安心
- 手元にお金がないと、急な出費でまた借りることになる(私はそれで逃げ道をなくした😭)
- リボやカードローンのような高金利の借金は、返済が先
- 支出を削るのには限界があるので、収入を増やす選択肢も視野に入れる
返済中は、目の前のお金をどう配分するかで頭がいっぱいになります。私もそうでした。
でも振り返ると、いちばん効いたのは配分を変えたことではなく、配分するお金そのものを増やしたことでした🐱

