やることはやっている。手も抜いていない。
それなのに、評価に反映されない。そう感じたことはないでしょうか。
制度の問題だったり、タイミングが影響することもあります。でも私の場合は、もっと手前に原因がありました。
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正直に書きすぎていた

正社員になってから、評価に関わる報告を書く機会が増えました。
いちばん最初は、事実を報告するだけで終わっていました。何をして、どうなったか。それだけです。
その報告の中には、できなかったことを、ばか正直に並べることもありました。締めくくりは、「次は頑張ります」「リカバリーします」など。
事実を報告するという点では間違っていないのですが、受け取った相手(基本は上司)がそれを読んでどう思うか、当時の私はその想像力が欠けていました。
正直ベースは良いことだと思っていたけど、できない人に見えてたかも
そして、そのころの評価は、いまいちでした💦
これではいかん!そう思ったのが、伝え方を考えるようになったきっかけです。
できたことから先に書く

そこで、書く順番を変えました。
- できたことを先に書く
- そのうえで、できなかったこと・理由を書く
- 最後に、今後どうするかを具体的に書く
できたことは、できるだけ数えられる形にしました。私の場合は、その作業にかかる時間がどれだけ減ったか。あとは、何にどう貢献したか、という書き方です。
やってきた仕事そのものを、盛ったわけではありません。変えたのは、並べる順番と伝え方です。
嘘は書かない
ひとつだけ、はっきりしていることがあります。嘘を書けば、上司にはバレます。
同じ現場を見ている人が読むので、盛った話はすぐ分かります。だから、事実と実態から離れないこと。ここは崩しません。
そのうえで、受け取った相手がどう思うかを想像して、書き方を考える。当たり前と言われればそれまでですが、その重要性に、私は少し遅ればせながらも気づくことができました。
「次はこうします」では弱い

3つ目の「今後どうするか」は、「次はこうします」で終わってしまいがちです。私も、そう書いていた時期があります。
でも、これでは弱いと思っています。何も考えていなくても書ける文だからです。
今なら、最低限ここまで落とし込むようにしています。
- 何が課題なのか
- そのために何をする必要があると考えているか
- その根拠は何か
- それをいつまでに実行するのか
ただし、この全部を長々と書くわけではありません。相手は多忙という前提のもと、文章は、重要なところを簡潔に書きます。
書かない部分こそ、準備しておく
大事なのは、書かなかった詳細を、自分の中で準備しておくことです。何を聞かれても、すぐ答えられる状態にしておく。
これは相手のためというより、自分の腹落ちのためです。
詳しく書かなくていい。でも、聞かれたら答えられるようにしておく
そして、ここが意外なところなのですが——自分の中で腹落ちできていると、上司から「ここはこうしたら?」と言われたときに、柔軟に受け取れます。
準備は、自分の案を押し通すためではありません。助言をちゃんと受け取るためでもあると思っています。
アピールは自信満々じゃない

伝え方を変えてから、評価が変わった——と私は感じています。この伝え方が功を奏したかは分かりませんが、事実、年収は毎年確実にアップしていきました。
正確なところは上司にしか分かりません。それでも、報告の仕方は大事だと実感しました。
ここで、正直に書いておきたいことがあります。私は、アピールが苦手です。 同じように苦手な人は、日本には多いのではないでしょうか。
アピール=自信満々に「私を見て!」という印象が、当時の私にはありました(笑)
が、今は考え方が変わりました。アピールにも様々な方法があって、私に合っているのは、事実ベースで、自分がどういう道筋と根拠で進めているか。その結果、何につながったか。 それを伝える場だと思っています。
自信満々になる必要はないけど、自分の成果・頑張りを見せないともったいない!
自信は、なくてもいいと思います。ただ、第三者の目線で、一度自分を見てあげてほしい。そして、自分をちゃんと評価してほしい。
私も自信をなくしがちなほうなので、ここは意識しています。
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転職にも、登用にも通じる
これは社内の評価だけの話ではない、と思っています。
転職の書類や面接でも、これまでの自分の成果を伝える場はあります。
何を先に伝えるか、事実を変えずにどう並べるか——考えることは似ている気がします。
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非正規から正社員への登用でも、同じだと思います。会社によっては、登用のときに面接がある場合も。
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社内なら昇給や昇進、転職なら年収。入口は違っても、求められているのは「あなたが何をしてきたか」を相手に分かる形で渡すことだと思います。
求人を見て、条件を確かめてみるところから始めてみるのも有りです。
書類や面接の見せ方を相談したいときは、エージェントを活用する選択肢もあります。
type転職エージェントまとめ
改めて、この記事で伝えたかったことです。
- 事実報告だけ、できなかったことばかり——そう書いていた頃は、評価もいまいちだった
- 順番を変えて、できたことから書く。できれば数えられる形で(私は作業時間の減り方を使った)
- ただし嘘は書かない。同じ現場を見ている人には必ず分かる
- 「次はこうします」では弱い。課題・打ち手・根拠・期限まで落とし込む
- 文章は簡潔に。でも書かなかった詳細は準備しておく。腹落ちしていれば、助言も柔軟に受け取れる
- アピールは自信満々になることではない。事実ベースで、道筋と根拠と結果を渡すだけ
やってきた仕事を、大きく変えたわけではありません。変えたのは、伝え方と、そこまでの詰め方でした。
それで景色が変わるなら、試してみる価値はあると思っています🐱


